開業前のことなのか、開業してからのことなのか入り乱れてしまいました。きちんと準備して順序だてて書こうとしないからこうなる。
とてもシンプルな事ですが、『やらない』と決めていることがあります。
一つは、不必要なリピートをすすめないということ。
単純に自分が患者として治療院にいったとき、次はどうしますか?次は?次は?と聞かれるのは嫌だから。ただですね、治療院も仕事です。よくあるコンサル系?では
・集客のためにはリピートが重要
・定期メンテナンスを進める(患者さんのためにもなるから押し売りではない)
・回数券
・フォロー(レターとか)
というものがよく【集客】の方法として挙げられています。どれも好きじゃないのでしていません。
次はどれくらいの間隔をあけて施術を受けたらいいのか?メンテナンスは必要か?どれくらいの回数が必要そうか(予後)という質問があったときにお伝えしています。こんなふうに来て下さる方が多いですよ、と会話の流れで参考になるように話すことはあります。症状によっては○回は受けて変化をみていって欲しい、○回くらい必要だと思われます(一回の施術で完全によくなることは少ないので)という説明もしますが、だからといってその方が○回絶対来院されるかどうかは患者さんが決めること。その場で次はどうしますか?ということは言いません。
正直に言うと、開業してすぐの頃2,3回「次どうしますか?」って言ってみたんだけど自分が苦痛すぎてやめました。
-------------------------------------
もう一つ。鍼灸に関するもの以外の物販はしない。お灸だけですね。
治療院の大きさは関係ないんでしょう。HPを出していると色々な声がかかります。補正下着、着るだけで血行よくなる肌着とか。化粧品ぽいのもあったかな。販売しませんか?と。
これも私がそういうのは好きでないから。ということと、その専門家じゃないからという理由。それが本物でどんなに良いものでも、鍼灸師としての範疇をこえたものは私が語ってすすめて売るものじゃないと思ってます。
ちょっとした講座をうけたり、独学で知ったりしてそれをもっともらしく伝える、それはただの受け売り。それが正しいものなのかの判断はどこで?医師監修のものだって今は情報が溢れすぎていて正しいのかわからない。鍼灸師が血圧だったり血液検査だったりの数値について、これくらいなら良い、これはダメ、といっているのもみかけますが論外です。治療の参考にしてツボをとるまでは理解できるけど、その数値が良いのかどうかの判断や患者に教えるように伝える役割は鍼灸師ではないと考えています。
自信をもって確かなものとして伝えられるのは、鍼灸師としての知識や経験、感じたことじゃないのかな。と思ってるんですが、患者さん側から期待されることはそれ以外もあるんでしょうか??あるとしたらどんな内容なんだろう。
読んでたら誰か教えて下さい。