先週、子供が通う学校内のマラソン大会があり応援に行ってきました。
結果はそれなりにまあまあ。最後バテ気味なのがわかったけど
最後までちゃんと走っているところを見れました。
その日学校から帰ってきて、次女がこんな話を。
【○○ちゃんはね、○位になったから○千円もらえるんだって。】
これを聞いて少し嫌な気持ちになり、
【そういうご褒美が無くても頑張れるといいよね】
と当然のように良い親っぽい返事をしました。
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あとで自分の持った嫌な気持ちととっさにした返事の理由について
考えてみました。
① 昔から言われていたから。
いつもご褒美が無いと頑張れない子になってしまうから
物で釣るのは良くない、というのは昔からよく言われています。
今まで深く考えたことはなく、その考えのまま嫌な気分になったし反対するような返事をしました。
② ご褒美がお金や高価な物、という点。
高価な物やお金がかかる経験じゃなくて、
ささやかなお願いだったら「なんてかわいいの♡」と、結果がちょっと目標に届かなくても叶えてあげてしまうかも。
子どもが希望する「ご褒美」が、親目線で好ましいものかどうか。
ご褒美によって、気持ちの差が起きてしまいました。
大人の場合はどうでしょう。
大人は【自分へご褒美♡】を当たり前のように口にします。
「続ける技術」という本でも、
スモールゴール、一番の目標へ到達する前の段階的な目標の時点で
ご褒美を決めると良いなんていう記載があったし、私ももちろん素直に受け入れます。
例えばダイエット。-4kgのために頑張る。
やせたらご褒美に○○を買うの!
○○できたら○○買う!なんて良いほうかもしれません。
欲しいものを見つけたときに「毎日頑張ってる自分にご褒美♡」。
「ご褒美」が買い物の言い訳になることもあります。
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大人と子どもで違うところは沢山ありますが、ここで一つ挙げるとしたら、
大人が目標のために頑張ることは、
(例えば)痩せることでのメリットのためです。ご褒美は手段?助けになるもの?
(子どものように学校で決められたこと、と大人の自発的なものと違いも大きいかな。。)
見た目が変わる、こんな服が似合うようになるとか。
やせたね、変わったね、って言われる嬉しさとか。
好きな人をが振り向いてくれるかもとか。
脂質代謝で引っかからなくなるとか。
子どもにもご褒美ばかりじゃなくて、
こんないいことがあるよ~
これができたらこんなことが出来るようになるかも!
と親がメリットを探して教えてあげるのも一つの手かも、と思いつきました。
今度、なにかの機会でやってみよう。
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「子どもが今より少し成長して、小学生の時を思い出す場面」を想像してみます。
綺麗な子になってると思うわ~。
子「マラソン大会で、○位までに入ったら○○を買ってくれるって約束してたから、
あの時練習してめちゃめちゃ頑張ったんだ!」
・・めちゃめちゃ頑張った!っていう思い出、いいんじゃないかな。
手に入れるために努力したっていうの。
途中で投げ出したり、適当にしてて適当な思い出になるよりも貴重。
これだけ頑張って無理だったら仕方がない、自分で納得できるというくらいの
記憶に残る経験を作れるのならいいのかも。
うちの娘たちの気持ちに火がつくようなご褒美とメリットってなんだろう?