4月に活法研究会さんの活法・腰痛編 に参加してきました。
骨盤編だけ昨年受講しています。
その時はまだ鍼のセミナーはあまり受けていませんでした。
整動鍼セミナーに3編参加し、
施術でも取り入れて施術前後の変化を大いに
得られるようになってきた手ごたえはありましたが、
どうにも「特効穴」のような使い方しかできないのが
自分の中で悩みとして出てきました。
同じく整動鍼で施術をしている先生方の症例を読んだりしても
なぜそんな考えになるのか?
なぜそのツボにたどり着くのか?
いまいちわからないことが多くて。
(正確にいうと、辿りつき方も書いてくださっている先生も
いらっしゃいますが、その発想が私にはできなくて。)
そのため受講を決めたときは
整動鍼は活法から生み出された方法ということで
活法を知ればもっと全体が見えてくるかもしれない
整動鍼での考え方の全体の道筋がわかるかもしれない
という気持ちがありました。
ちょっと不純?
もちろん骨盤編の内容もよかったのも理由の一つです。
逆子の改善率も上がりましたし、
今まで苦手だった妊婦さんの恥骨痛、腰痛
にとても有効です。
恥骨痛にほんといい!!
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腰痛編に参加して一か月半。
膝裏の拘縮とり。
するたびに「なんで?」「何した?」という患者さんの反応が
嬉しいのと楽しいのと。
骨盤編・腰痛編・体験会で上半身・下半身
まだまだ手数としては少ないのですが、その中でも
どの手がいいのか?と考えることで
自分の見ている範囲が
患部一点集中型から身体全体へ広がってきたなあと感じます。
今度は青空のときに撮ろう。
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実技メインで
すぐに施術で取り入れられるのが特徴のセミナーですが、
もちろん最初に理論などの座学もあります。
特に今回のお話が面白くて、
鍼灸師にかかわらず、施術する人がよく言う言葉。
「患者さん、お客さんの気を受けちゃって。。同じ症状が出て辛いの。」
それについても、今までに考えもしなかったお話が。
聞いただけで嬉しくなって。
そして、この腰痛編から
何があっても大丈夫
なにをしても大丈夫
を感じるようになりました。
気持ちも体もこの超自然体がとりまいてる気がしてしょうがない。と思う。
*私が参加している碓井流活法では「超自然体」を目指すところとしています。
超自然体=どんな時、どんな場面でも大丈夫、自由自在に動ける状態。体も心も。
お仕事が楽しい。
活法・整動鍼を学ぶ鍼灸師の先生方が
皆さん常々発している言葉です。
私も最近ようやく心の底から思えるようになってきました。