中学一年生男子 サッカー部
【症状】
一か月前から、キックをしてボールを前に押し出した時に
股関節(赤い部分)が痛む。
【治療経過】
痛みが出る動作をしてもらうと、膝関節伸展・股関節外旋から
足を前に出した時だった。股関節内転の状態。
腰やお尻の硬さや動きを確認してツボを選択。
鍼のあと動作の確認をしたところ痛みは消失。二週間後も再発していないことを確認。
【使用したツボ】
膝陽関R 築賓R
スポーツを頑張っている学生さんにも鍼おすすめです。
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身内(甥)ですが、とても良い例でしたので挙げました。
離れて住んでいるため、鍼に親しみがあるわけではありません。
「鍼いいよ~楽になるよ~」と横でささやいてみました。痛いんでしょ、嫌だと言われるかなあと思いつつ。
鍼の痛みについては何も質問されず、
サッカーの時の痛みを無くしたい気持ちが強かったのかすぐに受けてくれました。
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鍼は痛そうで怖くてイメージが良くないから、鍼灸が広まらない、抵抗がある人が多いという鍼灸師側の言葉をよく聞きます。
そして、整動鍼の経営セミナーでの言葉。私は参加できていませんがツイッターで。
問題の本質は、怖さではなく、効果が不明瞭なことへの不安であると答えました。だから、やるべきことは効果の根拠を示して行くためのあらゆる努力ですね。 https://t.co/cju1YwAEpL
— クリ助#鍼灸師 (@kuri_suke) August 19, 2018
次に会った時には、尾骨が痛いから鍼をやってほしいと甥から言ってくれて
施術をしました。
一度治った経験があったために、素直に次も!と思ったんでしょう。
鍼治療を受ける受けないは、痛みの有無が問題ではないと実感しました。
甥にとって、鍼施術は「不思議なもの」「気」という考えは無いようです。
治す手段の一つであって、病院や薬、接骨院、マッサージ、整体などとの違いや、
鍼灸の怖さや効果についてもきっと深く考えず、治るのならやってみたいという気持ちだけだったと思います。
なぜ鍼灸師側は、鍼灸施術が浸透しない理由を「痛い、怖い」に固執してしまうのか?
患者さんは、鍼灸に対して負のイメージを持たない時代(子ども)から、不思議なものでちょっと怪しそうで不安という印象に変わっていくのはいつだろう。なんで変わってしまうんだろう?
それを解決すればこれからの鍼灸は変わっていくはず!
そんなことを考えたきっかけになりました。
* 尾骨の痛みの結果として、直後には痛みは軽減したものの、すぐに戻ることと痛みの強さから病院行き→骨折が判明しましたことを報告します。。
熱感も腫れも無く、尾骨が椅子に触れるような座り方、直接触れる、体勢を変えるとき以外は痛みも無く、プールで散々遊べていました。サッカーもできていましたので、軽いものと考えていたようです。