活法研究会さんの活法の入門編3編に参加しました。
ベテランの方、
そうそう最初はこんな気持ちだった!と懐かしい思いで、
ちょっと違うな~という部分は、これからたくさん経験
していくことでわかってくるだろう
という暖かい目で見守ってくださると幸いです。
活法とは ↓↓ 活法の技術そのものの良さはこちらで。
骨盤編のみ昨年参加していまして、腰痛編、肩こり編はつい最近です。
それぞれ受けるときの気持ち。
~骨盤編~
女性の方のみを対象としている治療院ですので
骨盤についての質問や希望の声を多くいただいていました。
そのため
骨盤調整できるようになったら喜ばれるよね~
という気持ちで参加。
最初は活法は骨盤入門編のみと考えていました。
鍼灸師だから鍼を深く勉強したいし、そうするべきだと。
方法(技)だけ教えてもらえれば、という気持ちだったのか
その時に聞いているはずの理論があまり頭に残っていないという・・。
逆子の改善率 ↑↑
妊婦さんの腰痛・恥骨痛
股関節の痛み・違和感
腰が軽い!あぐらがかけた!
他多数の声
あれ?すごいかも!
~腰痛編~
harikyu-takahashi.hatenablog.com
↑ にも書きましたが、
整動鍼を特効穴以上の考え方で使うことができなくて、
もっと広い目で身体をみれるようになるのではという思いで
参加を決めました。(整動鍼は、活法の理論と実践から導かれた鍼法。)
腰痛編の内容をすぐに患者さんに使うようになったところ、
すごい威力! 動きが固まっていたのがウソのよう。
「え~なんで?」「不思議!」
という声を沢山いただき、(不思議だとなぜかみんな笑っちゃう)
施術前後で全然違う!という感覚をもってもらえました。
動ける!変わった!
トントン言うのが恥ずかしいとか、
患者さんに動いてもらうこととか、そんな抵抗は完全になくなりました。
~肩こり編~
腰痛編で超自然体を手に入れた気になった私は
よりいっそう参加するのが楽しみな気持ちで参加の日を迎えました。
知りたい!楽しみ!という気持ち。
どんなのがでてくるの?
どんなことができるようになるの?
ついでに私の肩こりもラクになるはず。
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私が感じた魅力。活法そのものも、セミナーについても。
① できた!と思ったときの感覚は「力」を強引に使っていないとき。
今の上手!と言われた時は
あれ?これでいいの?こんなんでいいの?という言葉が
つい出てしまうくらい軽いか、なにかをしたという感覚がない。
「力」ではないと頭でわかっていても、いざやってみると難しい。
つい力んでしまいます。
練習や経験を重ねて、100%きちんとできるようになった時には
本当に患者も術者もラクに変化できるんだろうと予想。
100%完璧でなくても効果もそれなりに出てくれて変化も
きちんとあるのでそれもありがたい。(これから120%を目指していくのです。)
② 理論が素敵。
引き込まれます。
患者さんの気を受けて自分も辛くなってしまうことがある
という考えを持っている方、特におすすめです。
「気」は勢いだ、という言葉を他で聞いたことがありますが
それに通じるかも。
③ こうでなければいけない、が少ない
目的とする「動き」「筋肉」というものはそれぞれの技(手)に
きちんとありますが、同じ目的でも、手は一つではありません。
患者さんが歩くのもやっとなら、立ったままで
一度横になったら動けないならその体勢で。
その時の状況にあわせて患者さんのムリのない状態でという
手を選ぶことができます。
そして術者の位置や声や、添える手や。
自分にとって、患者さんにとって、無理のないラクな位置を
ああでもないこうでもないと探しながら練習します。
患者さんの体格とかそういうものにも左右される部分があるかもしれませんが、
これは「感覚」が大事かも。
すっといいところに位置をとれたとき、
術者はとてもかっこいい・美しい姿勢なんだろうと想像できます。
筋肉痛にはならないはず。
④ 表現を試行錯誤
イチゴ大福 シャカシャカ 五木ひろし 窓ふき・・
言葉だけ並べるとふざけている感じですが、
講師の方が頭をひねりながら表現を考えて伝えてくれ、
それをイメージしながらすると、本当に変わります。
言葉から講師の方がいかに必死に伝えようとしてくれるかが
分かるのでは。
自分の体の使いかたを考えます。
⑤ 子どもがいても安全にできる。
「お子さんがいる場で施術」というのは好ましくないかもしれません。
それでも私自身が子供を預けるところはない状況での子育てをしてきた
のもあって、そんな環境のかたでも辛いときにちゃんと依頼できる場があれば
という思いでしています。(主に往診)
そんな時にも安心してできるのは魅力です。
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最近、様々な症状がある方の施術で
ここが原因じゃないかと考えつくポイントがあり、
(主訴とは離れた場所)
その部分に鍼をしたところ
その日の夕方に「昨日と全然違います。
昨日は立ってられなかったのに今日はとてもラクです」
という声をいただきました。
最後にちょっと残ってるな~という部分は活法で。
爽快感もあり、軽くなった!と嬉しそうな顔が。
これから整動鍼の全容が解き明かされていくのかな?
という気配はしていますが、
自分でそのポイントに行きつけたという嬉しさ、達成感。
身体の動きがあるぶん全体像を考えやすいのかな、と思います。
どの活法の手が一番よいのか?
どのツボがいいのか?
あれこれ巡らせられることも、局所でなく体全体を見れることに
つながっているのでしょう。
その技あまり使わないじゃん、だから知らなくてもいいじゃない?のではなく、
知っているうえで
それらの中からもっとも「的当」な技・ツボを選んでいくこと自体も
とても意味があることだと感じています。