京都・風俗博物館&宇治・源氏物語ミュージアム①
次女と二人で京都の風俗博物館と、宇治市の源氏物語ミュージアムに行ってきました。
娘は特に平安時代の文化にはまっていて、源氏物語についてはかなり詳しくなっている様子。風俗博物館の開館日が多くないのでラーケーションを使って平日に行きました。
風俗博物館はビルの5階。エレベーターの扉が開くとすぐに↑この景色。源氏物語の様々なシーンが展示されています。
明石の姫君の裳着の場面。
紫式部が菊の着せ綿にふくまれた水分を顔にはたく?ところ。重陽の節供。
小物までしっかりと見て、色合わせの説明なんかも読んで、それほど広くないのですが夢中になって気が付くと1時間半経ってました。
衣装の展示や模様、染色についても紹介されていましたが、特にこのハスの茎から糸をよって布をつくる、という物に感動しました。どれだけ貴重なものなのか!
装束の色合わせは四季折々の植物に見立てる感じかな。染色するための色素の材料が植物など自然の物だったとはいえ、よくこんなに思いつくのね、きっといつの時代にもセンスがある人、技術を持つ人というのが存在したんだなと。
文字を書く紙そのものにも凝っていて、生活のあらゆる場面に美しいものを目にするということを大事にしていたんだなと感じられました、