1999年に発行されたものを読みました。
鍼灸って何がいいって、
昔でも今でも通用すること。
病院の手術となると、
きっと数年前より患者さんに負担のない
より良い方法とかきっとでてきているだろうし。
月経痛、妊婦さん、逆子、陣痛誘発、腰痛 などの症例です。
ざっくばらん? 親しみやすい文章でした。
施術を受けた側の、感想、感じ方、
施術した側の気持ちも
そのまま書かれていて参考になりました。
わからない、
たぶん〜でしょう
という言い方って自信が無い様で ダメな感じがしていましたが。
そうでもないんですね。
↓↓(文章そのままではないです)
は筆者の気持ちばかり挙げましたが
・色々な場所に鍼やらお灸やら皮内鍼をしてしまったので、
どれが効いたのかよくわからなかった・・けど本人が
良くなったと言っていた。○○が効いたらしい。
・これがポイントだったかもしれない
ただ全く印象のみであり、何の裏付けもないけれど
情報として意義があると思い報告とした。
・恥ずかしいが脈診がほとんどわからないし、
どれだけ意義があるのかわからないが、
妊婦さんの脈だけはわかるようになってきて、そうなると
何となく【大切な事なのか】と思えた
必要な基本情報はもちろんきちんと書いてあるんです。
受ける方の年齢や体重、初診の状態 治療内容 など。
それ以外に
筆者がこの患者さんについて感じたこと、思ったことも
本当ににわかりやすく書いてあり、
そして上記のように筆者自身の気持ちが
取り繕わず書いてあったのが
とてもよかったです。
厳格な、もっときちんとした・・
症例報告の場ではどうかはわからないのですが、
私にとっては
その文章があることで、
よりその症例がわかりやすく感じました。
読んでて楽しいし。。