血
血は女性に大きく関わりがあります。
生理、妊娠、出産、閉経にと・・。
血の作用
・全身をめぐり、組織や器官に栄養を与え潤うようにはたらきます。
・精神意識活動の基礎となっています。
血の病証
血が足りない=血虚
原因
・飲食の摂取不足による栄養不良・・無理なダイエットも!!
・胃腸が弱いことで、消化吸収がうまくいかない・・・血はもとは飲食物から作られます。
・思い悩み過ぎた・・・・・血を損耗します
・過労や病気が続いた・・・ 〃
・失血が多すぎた・・・・・ 〃
症状
血が足りないので
➔生理血がうすい、少ない。唇や舌の色が薄い、顔色が悪い
潤いが足りないので・・
➔爪や髪がぱさぱさ、お肌の乾燥やかゆみ、潤いがない。
目がかすむ。関節の動きがわるい。
精神活動に影響
➔眠れない たくさん夢をみる 忘れっぽい
血がうまく流れない=血お(やまいだれに於)
原因
・寒さが流れを滞らす
・熱が血を粘っこくする
・水の流れが悪くて、血の流れも止めてしまう
・気虚のために血がうまく流れない
・気滞のために血がうまく流れない
症状
血のめぐりが悪い
➔冷え、肩こり、頭痛、生理痛
顔色が浅黒い、つやがない
お血(おけつ)が形成されるため
➔血おの部位に痛み。
血の中に熱が鬱積して、血行が加速=血熱
原因
・精神的な抑うつや感情が激しくなった
・辛い味や濃い味の物をたべすぎた
・・・血の中の邪熱は、血や水を損傷し、流れも失調させる。
症状
血の熱の勢いが盛ん
➔発熱 口が苦い 便秘
血が異常にめぐり出血
➔出血 鼻血 血便 皮下出血 月経がおい
身体の内に熱がたまる
➔口が渇く 寝汗
胸中、左右の掌、足の裏に熱感