この内容を始めたのはいつだったのか。
性格と同じようにダラダラと続けています。
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まずは治療院を始める時、どんな治療院にするのか考えます。
施術の内容として、健康保険をつかった訪問施術主体、1つの症状に特化した治療院、なんでも受け入れる治療院、美容、リラクゼーション。
それが決まると、どんな方に多く来ていただけるのか、どんな方に利用してもらいたいのかが自ずと見えてきます。
私が開院したときは、【治療+リラクゼーションも】という状態でした。リラックスすることで得られる効果もあると思いますし、私自身そんな施術も好きでした。ターゲット層は決まっていませんでした。
その後もっと治療主体にしたいと考えた時、その頃は症状を特化した治療院が流行っていました(私の周りで)。経営者自身がその症状で苦労した、その症状で多くの改善例があり得意になった、その症状についての鍼灸以外の知識も豊富、全国から問い合わせあり。
それも憧れましたが、色々考えて結局最初に漠然と思っていた昔ながらの【普通の治療院】にしたいんだなというところに落ち着きました。
でも【普通の治療院】の説明が難しくて。
女性専用とはしていますが、症状は特化しない、地域の方に利用してもらえる普通の治療院。特徴とか他との差別化と言われると説明できない。
最近はわからないけど、差別化大事、ペルソナ設定とか言われていました。何も思い浮かばなくて。なのでコンサル受けたら指摘される事がいっぱいだったと思います。コンサルは気持ちが向かなくてオカビズさんのみ。
こだわりは鍼灸のみというところ。鍼灸院でこだわりが鍼灸だけっておかしいけど。
良くなれば手段はなんでもいいという考えもあります。ただこれは患者さん側からのみいえる言葉だと思っています。良くなるのなら色々紹介したい(特に美容系が想像しやすいかも。パックや補正下着系)という鍼灸師もいますが、私は自分が自信をもって専門としてできるのは鍼灸で、たくさんあるうちの一つの手段として鍼灸を精一杯することに決めています。
せっせと整動鍼のセミナーに通います。
*次女が出した月刊鍼灸たかはし 久しぶりに第3号が発行予定です。
結局のところ、自分が行きたいと思える治療院が理想なんですね。治療院に限らないか。ケーキ屋さんでも美容院でもきっとそうなんでしょう。
harikyu-takahashi.hatenablog.com
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開業して大体8年くらいになりました。3年ぶり5年ぶりで来ていただくこともありとても嬉しいです。
良くなったらゴールで通院は終了、メンテナンス的に数カ月に1回定期的に来てくださっている方もいますが、また辛くなったときに何年振りでも思い出してもらえる、それが嬉しいです。
私がお婆ちゃんになってもそこから出てきて違和感ないよね、という施術の部屋↓↓
*ヘルニア(っぽい)の自分の症状を再現したときの写真。