先日ある資格試験を受けてきました。
Twitterではその試験内容などで盛り上がっています。その資格によって職業、人生がかわるということで真剣に向き合っている方も多く、私のようなスタンスで発言するのは憚られたため見ているだけの状態にしています。
ここで書いてもいいものかちょっと悩んだけど、せっかくなので感じたことなど書いてみようと思います。
勉強するきっかけ
○夫と子どもが英検を受けるようになり、試験をうけて答えを気にしたり受かった!とワイワイ騒ぐ様子を見て、自分もなにかやりたくなった。
○1~2か月ほど体調がすっきりしない日があったり、気分の落ち込みもあったりで家事ができない。それなのにスマホはみれるという自分に余計落ち込む。スマホを見ているよりは、本を読んでいつもと違う分野を知ったほうが気分転換にもなって楽しいかもしれない。
○親が勉強をしている姿をみせるのは良いっていうし。
○受験までは考えてないけどできそうなら受験しようかなくらいのつもり。参考書は趣味の読書の感覚で。役に立つ立たないよりも自分の興味優先。
勉強を始めて思ったこと
○資格マニアと言われる人たちの気持ちがちょっとわかった
今までは資格をたくさん取得していてそれを並べ立てて書いてあるのを見て、『そんなに使わない資格ばかり持っていてもね』とちょっと批判的な気持ちでした。
今回自分が【趣味】という位置づけで参考書を読み始めた時、わかりました。筋トレや映画鑑賞や読書や編み物を楽しむことと同じなんだと。
知ることが面白い、より深く知識を身につける事が楽しい。自分の知らないことがこんなにもあったんだという発見がたくさんありました。
今思うとなぜ資格をたくさん持っている人に対して批判的な気持ちを持っていたのか不思議です。迷惑をかけられたわけじゃないし。自慢されているように感じたのかもとも思いますが、それは嫉妬という気持ちも混じっていたのかもしれません。
○日常をこなしながらの勉強は大変
読書感覚で参考書を読むのは面白かった。受験をしてみようかと申しこんで【勉強=覚える必要】となった時大変かもと感じました。
日常の家事、仕事が終えて夜になったらもう体力も気力もなくなることも多かった。
私は自営業なので、会社勤めの方にくらべると比較的時間が自由にはなりますが、それでもまったく参考書を開かない日もけっこうありました。
つとめながら大学受験した人とか、どんな気力と体力なんだろう。
○その分野についての歴史や社会の仕組みの深さ
単純に興味がある、好き、という動機だけで選んだ分野。
表面しか知らなかった。
こんなにも歴史があり、仕組みが整えられ多くの人が関わってきて現在があるということ。考えれば当然のことかもしれませんが、考えるということをしてこなかったので感動しました。
続きます。