2日間のセミナーが私に与えてくれた影響は大きい。
HP,ブログでも紹介していますように
お灸教室を色々な場所で開催させてもらっています。
ツボは大事です。
セミナーではミリ単位で大切に扱いました。
お灸教室でも
普段雑誌などで、
こんな症状にはこのツボが!というのをみて自分でなんとなく探しているだけだったのが
鍼灸師が直接見てきちんとしたツボの場所を伝えるという点も大切にしています。
私がしている教室では、例えばテーマが肩こりなら
いわゆる肩こりのツボ(・・・・肩こりだけじゃなくても色々なことに効くといわれる有名な場所)
にプラスして
肩こりの場所別だったり
原因別だったり
数パターン準備し、少しでも一人一人に合うような場所をとれるようにしています。
でも
お灸教室はツボをとってお灸をするそして結果を感じられる
ことは基本としていますが、けっしてそれだけではないと感じます。
まず当たり前だけど
お灸の仕方・・・火をつける いつ外すのか などお灸そのものについての疑問に対して。
そして
お灸をするために自分の身体の状態(肌を見たり動き)を考えるということ。
お灸をする時間をとるということ=ほんの10分ほどでも立ち止まるということ。
ということも大事だということも伝え、実感もしてもらっています。
ツボは大事です。
施術ではミリ単位を大切にします。
でも、セルフケアでできないレベルのものと感じます。
でもミリ単位でないと全く効かないとも思わないのです。
※ 誤解を除くためかっこ書き多くなります。
(施術で狙っている効果に対してミリ単位じゃないと効かないのもあります。)
(ミリ単位に正確じゃないと効かないというツボばかりじゃない、ということも伝えたい・・)
自分や家族がちょっとした不調があるときに時に何かをしたい、
してあげられるようになりたい
そんな気持ちにこたえたくて
そんなときに少しでも効果があるところや効果がある場所の探し方を伝えたい。
お灸をしていると、
いいと言われている有名なツボがあんまり気持ちがよくなかったり、
効果云々ではなく、
ここにお灸するのが好き、 とか
今日はここにお灸をしたい とか
そんなことも出てきます。
そんな気持ちをもって、楽しさや不思議だな?という体験、
ここ効くじゃん!いい場所かも!と探すおもしろさ
そういうことを伝えることを大事にしてもいいんじゃないかなと思っています。
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鍼灸院でするお灸は違うの?
受けてみたい!
鍼はどう違うの?
そんなふうに
いままで不調があったら鍼灸院へ、、というつながりがなかった方の
鍼灸への入り口になればよりうれしい。
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お灸をしても正しいツボじゃないと全然意味がない
プロである鍼灸師のつけた印の場所じゃないと意味がない
といわれてしまうとちょっと寂しい。
ドンピシャで決まればそりゃうれしいけれど、
自分のできるセルフケアで、
10→8、7、6、、、
ができるようになるのもいいと思う。
実際、顔色がぐんとよくなった、身体が軽くなったとふんわりしたことや
足がつらなくなった、膝の動きがよくなった
と具体的な例も聞いています。
セルフケアという形でできる最大限を伝える場 と思っています。
【お灸講座 】 も、
講座に参加してくださる方や講師により目的は色々かもしれませんね。