どうやって決めたの?
という質問はいただいたことはありませんが、
お灸講座の中でお話しすることがあります。
・治療効果を表す
・凹んでいる、突出している
など色々な名前の由来があるのですが、
鳩尾(きゅうび・・)みぞおち・胸骨と肋骨を鳩が羽を広げた状態
に例えて、尾の部分にくるところ
や
攅竹(さんちく)・・眉頭・狭い場所に眉毛が密集して生えている
様子が竹に似ていることから
など
ツボのある場所の見た目、
形の似たものに例えてつけられたもの
もあります。
※お寺さんでのお灸教室。
私の性格のせいか?いつも机の上が乱れます。
鳩尾・攅竹などについて説明すると
その想像力に
ほお~っという感嘆の声が。
私も初め知った時は、
へえ~そうなんだ~、
昔の人も良く考えたもんだなあ~
大昔の人のつくりも同じなんだ・・・・
という感想を持ちましたが、
先日のお灸教室で
「ツボの名前を決めるときテンションあがったんでしょうね!
これいい!!とか。」
という新しい感想を言ってもらえました。
※いつも乱れる。
そうそう!
昔に思いを馳せるのを忘れていました。
文書としてまとめるときに皆で会議して決めたのか
昔から言い伝えられてきたものなのか
(それでも最初に言い出した人がいるはず)
どんな風に決めたんだろう。
これピッタリじゃん!という気持ちになりながらも
真面目な顔で
学者風の雰囲気をまとわせた人が決めたのか。
どんな日常を送り
どんな考えをめぐらせ
名前に意味を込めたのか。
2000年後もその名前が残り、使われることまで
考えてたのか。
私がお世話になっている
活法研究会さん ↑↑ も
独自のツボを発見し名前をつけるときに
ぴったりと思える名前が浮かぶとウキウキする
という話を聞きました。
大昔!と現代の共通点があるとなんだか嬉しくなります。
星みたいに自分の名前はつけないのかあ。
詳しく知りたい方は ↓↓ まんが経穴入門をどうぞ。
漫画じゃなくて挿絵だと思う。
-------------------------------------------------
幻の43番元素 ニッポニウム
113番新元素はニホニウム
国の名も。