ねずみのまちの音楽隊

安城市鍼灸マッサージたかはし 鍼灸施術&子育て&ランニング について書いています

かんたん東洋医学

東洋医学

って自然で体にやさしい感じ・・キラ
でもなんか小難しそう・・・むっ
何をどうしたらいいのかわからない・・むっ

ツボって効きそうだけど、本当にあっているかわからない・・

どんな時にどんなツボを取るといいのかわからない・・

という方へ。

東洋医学の考え方を簡単に、とっつきやすく親しみやすい文章で
書き込んでいきたいと思います。

知れば知るほど奥深く難しい言葉もでてきますが、

ここでは、
お灸をするにあたっての内容
毎日の生活に取り入れられるような内容
でまとめていきます。

できれば、ぜひお灸教室へお申し込みの前に
少しでも読んでいただけると
嬉しいです。

メニューは随時更新していきます。↓↓


東洋医学
西洋医学との違い
特徴
陰陽
五行色体表
気血水
気の働きと病証
血の働きと病証
水の働きと病証
女性は7の倍数で・・!
五臓の働き
五臓の働き・肝
五臓の働き・心
五臓の働き・脾
五臓の働き・肺
五臓の働き・腎
未病
心身一如・恬愉(てんゆ)
養生
季節
体質


症状別

美肌と便秘
生理痛 PMS
冷え
肩こり
疲れやすい
胃が弱い、すぐ胃が痛む



随時更新しています。しばらくお待ちください・・オレンジ

東洋医学

東洋医学ときいて、まず思い浮かべることは何でしょうか?




↑こんな図でしょうか?

3,000年、4,000年の歴史でしょうか?

女性は7の倍数で身体の変化が起きる・・
というCMでの言葉でしょうかたーらこー♪

具体的には、

漢方薬 鍼(はり) お灸 気功 薬膳 養生など

どれもが含まれます。


約3,000年前の歴史をもち、そして2,000年ほど前に医療体系が
まとめられたといわれています。


陰陽論や五行学説などの思想が受け継がれ、
その思想を背景に、経験が積まれ、
法則性を見つけ出し、
医学に応用されていったということです。

昔の人も、
病気や不調に対して、その時出来うる限りのことをし
研究を続けたというのがわかります。

そしてもうひとつ、
美容と若返り(不老不死)花という観点からも研究され、

それが今の東洋医学の考え方に十分反映されているのでは
ないでしょうか?

若返りはできないけれど、
健康で、
特に女性であればいつまでも綺麗にい続けたいキラキラ
というのは今も昔も同じですね。

遺跡からも、

キレイに細工が施された化粧品の箱が出土したり
しわをのばすための物を持っていたり、
これで洗うと色が白くきめ細やかな肌になる、なんてものや、
眉毛に美的感覚を意識していた


などがわかり、

なんだか、昔の人に親近感湧きますパンダ

東洋医学と西洋医学の違い

西洋医学

体や心がある一定の状態を保つことが健康、
そこから外れたら病気

という考え方が根底にあります。

例えば、体温や血圧、血糖値などの数値が
が正常値で一定していることが健康と考えます。

治療としては、
数値を元に戻す、
悪いところは手術や薬で取り除くなど、
目的が明確なため分かりやすいです。

どちらかというと、医師が主体で治療を行い、
患者はそれに従うという形が多いのではないでしょうか。


東洋医学

体の中の全てのものは絶えず変化していて
バランスをとっている、
その状態こそが健康
である、

という考え方が土台となっています。

言い換えると、

私たちの心や体は、

食事
天気はれかさ
加齢
体質の変化
今日は慣れない事をしたから疲れたわ〜
人ごみの多いところ行って疲れたわ〜

と日々違う生活を送っていますが、

自然治癒力でその状況に合うように変化していける状態
を健康と考えます。

専門の医師、鍼灸師漢方薬局、
へかかっても、

受け身だけではなく、
(未病状態であれば受け身部分も必要だと思うけど)

自然治癒力を高める、健康美容の維持増進という点では、

自分が主体
という考え方が重要です。



例として、胃が痛い時
西洋医学では、
胃の検査や治療、薬が処方されます。
悪いところを部分的にとらえるのが基本とされます。

東洋医学では、
なぜ胃が痛くなったのか、
その人の体質や生活、心の状態までも考えて
治療をすすめます。

特徴

東洋医学では、心と体のバランスを重要と考えます。

また、病気になってから治すというより、
「病気」となる前
病院いくほどじゃないんだよな〜
という状態の時や、

病気になりにくい、
風邪をひきにくい体質に
していこうという時にとても有効な手段です。


そのため、体質改善の効果が期待され、
アレルギー疾患や免疫力アップにも
力を発揮します。

 

上記のような効果を期待するものでもあるため、
やはり、漢方医、鍼灸師漢方薬局に
かかった時だけでなく、

そのアドバイスをうけ
毎日の生活に生活養生法、お灸
を取り入れるのが大切と言えます。


私の考え方ですが、

西洋医学と東洋医学の違い
では西洋医学にちょっと否定的な書き方
になってしまったかもしれませんが、

まずは病院へ行って器質的な疾患がないのかどうか
検査をしてもらう事も大切だと思っています。

急性の痛みなどは、
まずは薬で痛みを抑えてから、
特に重大な病気が無いと確認して

そのうえで、
体質や生活から原因を考え
鍼灸漢方薬、生活養生で治療をしていく、
お薬に頼る回数が減る・・
という順序もいいと思います。

痛みをこらえた状態で、
生活養生を考えるのも辛いですので。

お話していてたまに感じるのが、

西洋医学と東洋医学は正反対の物、
西洋医学は自然じゃないから頼りたくない

という方。

でも必要であるからこそ発展してきたもの
というのは西洋医学も東洋医学も同じことです。


痛みや不調がある場合は、
我慢をしすぎず
上手に東洋医学西洋医学に
頼っていただきたい

と思います。

陰陽

最も基本的な理論が陰陽論です。

理論っていうとなんかこれ以上読みたくない
雰囲気かも・・。

このような図を見たことがあるでしょうか?

東洋医学では、
心と身体
身体と周りの環境
などすべてのバランスを大切に考えます。

その考えの基本が陰陽論です。


この世の中に存在するすべての物は、
陰と陽に分けられると考えます。

太陽と月
男と女
上と下
昼と夜
夏と冬

性質でいえば
積極的と消極的
暗いと明るい

人間の活動でいうと
興奮と鎮静
活動と睡眠
消耗と滋養
などなど。




陰と陽は、片方の勢いが弱まれば片方の勢いが強まる、
といったように、刻一刻と優劣の関係を変化させています。

朝から数秒後に夜にはならないし、

四季のある中国や日本では、
夏から1日後に冬になるわけではない。
(でも最近は秋や春が少ない気がする・・)

絶えず運動変化の状態にあるということ。



さらにどちらか一方だけが強くなってしまうことがないように
常にバランスを保っています。

極端に太陽が出ている時間が長いなんてことないですよね。
22時間太陽がでて、月が2時間とか・・。

夏が10か月で、冬が2か月とか・・。

(私の気持ちでは秋が一番長いとありがたいりんご

陰と陽はそれぞれ孤立しているのではなく、
お互いに影響し合っているとも考えて下さい。


これを人間の一日の生活で考えてみます。

夜中が一番黒(陰)が多い時、
昼間(正午)が一番白(陽)が多い時。
右側が朝です。

        夜中
     
        昼(正午)

朝目覚めると、
体は睡眠状態から活動状態へと切り替わり、
陰(黒)が優勢な状態から陽(白)が優勢な状態へ徐々に
変わってきます。。

昼間にしっかりと活動するのがベストです。
夕方に近づいてくるとだんだん疲れて活動も減り
休息をとろうとします。(黒が増えてきます)。
夜中夜はしっかり休息をとっている状態が理想。


このような生活サイクルが、
人間も自然の一部
という東洋医学の考え方では一番良いと考えます。


じゃあ、
この考え方を無視して、
徹夜なんてしまったら・・・!(私はもうできない)


陽が過剰な状態です。
この図が真っ白ぼーぜん!!


そうすると、
興奮して変なテンションになったりアゲアゲ
(経験ないですか?若かりし頃)
目が冴えてなんだか眠れなくなったりえっ?
といった症状がでてきてしまいます。

徹夜をすると自律神経の交感神経が
興奮しっぱなしになりますので、
こちらの説明もできます。

逆に一日中だらだらと寝続けたらどうなるかといいますと。
陰が過剰になってしまう。
真っ黒。
元気が出ない、倦怠感などの状態になります。
(これも経験あり汗


こんなふうに、陰陽のどちらかが過剰に多い、
少ないということになると、バランスが崩れ、
何らかの不調が生じるということです。
  

バランス人差し指です。

安城市の鍼灸マッサージたかはし マタニティ 頭痛 めまい 肩こり      お問い合わせは 090-9901-7673