ねずみのまちの音楽隊

安城市鍼灸マッサージたかはし 鍼灸施術&子育て&ランニング について書いています

知らなくて良かったこともある

 

整動鍼、という鍼の方法を勉強しています。その先生のブログです。↓↓の記事を紹介する文に、

「略 私が鍼灸師になったのは「鍼灸をやりたい」という理由だけで、その背景に世界平和もなければ地域医療への貢献への意識があったわけではありません。本能的な欲求でそれ以外にはありません。 略」
企業理念というのも大事だけれども・・という内容でした。

blog.livedoor.jp

ものすごく共感したので。

私もある書類で、理念とか目的などを書くことが必要な時がありました。その理念のために鍼灸師になって開業をしたわけじゃないから、とても悩んで書いたことを覚えています。

好きで鍼灸師になって、施術をさせてもらっている。理由はほぼ「好き」だからだけです。結果としてそれが地域の方の健康の手助けになれば嬉しい(地域密着型)。施術で喜んでもらえたのを間近で見られるのもありがたい仕事だと思う。

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理由づけ。

最近は子どもの遊びでも理由付けが多くみられます。

○○力を伸ばすにはこんな遊び

○○感を育むにはこんなおもちゃ

オセロはこんな能力を・・

なんか好きで本屋へ行くたびに立ち読みしていて、とうとう買って貰えた本。左側

私が子育てを始めた16年前はスマホがありませんでした。知りたい情報は、本か家でPCに座って検索。欲しい情報だけを目的に調べました。

それが今では、スマホを見ていればそれほど欲していない情報も自然に目に入ってくる状況。いつでもどこでも。

私は何でもない時もスマホを見てしまう方なので、あの頃にスマホを持っていたら、きっと子育て情報も細かに読んでいたでしょう。

その情報を知ってしまっていたら。子どもが夢中になって遊ぶものを優先できただろうか?ついつい、こんな能力を伸ばせるこのおもちゃのほうがいいんじゃないか、と選んでしまいそう。

何も知らなかったから、ただ子どもが児童センターで気に入っているオモチャを誕生日プレゼントにした。または、自分が子どもの頃に遊んで楽しかったから、それを買って子どもと一緒に遊ぼうとか、そんな考えで選んだ。

色々な遊びやおもちゃに、それぞれそんなに深い目的や意味があるなんて知らなかった。私にとっては、知らなかったことは幸運だったと思う。

意味を知ってしまうと、自分が望む意味があるものを選びたくなる。

でも意味を持つことばかり考えてるのも窮屈だ。

理由なくなんか好きとか、ただ楽しい面白いとかそんな気持ちだけで子どもと遊べたのは楽しかった。自分の子ども時代もね。

私が好きだったおもちゃ↑↑

実家にあったのはプラスチックの青の箱で、色とりどりの三角とか四角のパーツの物でした。今でも好き。だから買ったんだけど子どもはそんなに特別好きでもなかったっぽい。そういうこともある。

あとはノンタンの本ね。

 

 

 

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