開業してから今まで、どのような方が来院されているのか数字で表そうと思い
カルテを遡っています。
まずは年代別。
30代の方が断然に多い。
次いで20代、40代。
その次に50代。
内訳も調べ中ですが、
30代、20代の方は主に妊婦さんですね。
40代、50代は美容鍼(昨年6月で受付を終了しています。)と
わかってきたこと。(もう少しで全部調べ切ります。そしたら数字に・・)
8~9割の方が「冷え性」だと記入されている。
8割の方が鍼灸が初めて。
ぎっくり腰などの腰痛、 膝の痛みの方は少なめ。
妊婦さんの腰痛は多い。
首、肩、腰、股関節 頭痛 めまい 胃腸 などの症状、
または様々な症状があり、病院で検査をしたけど何も原因が見つからず
日々なんとか過ごしている という方がとても多い。
自分の体なのに何かがおかしい。という方も。
運動器系か内蔵系かと言われたら、迷わず内蔵系の症状の方が多く
来てくださっています。(妊娠中の方は除いて)
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私が鍼灸院に行こうと思う時ってどんな時かな・・
と鍼灸師になっていない頃の自分を思い出し考えてみました。
寝違いの時は?
鍼はとても有効です。施術を受けていただくととても早く改善します。
・・ん~でも行かないかな。ほっとけば治る症状なら、早く治るって言われても
行かないかな。一度横になったら自分で起き上がれないくらいの重症か、1カ月たっても症状が変わらないのだったら行く。
生理痛
鍼灸施術はとても有効です。
・・行く。毎月来るものだから、ずっと薬を飲み続けるのも避けたい。
腰痛
鍼施術はとても有効です。
ぎっくり腰か、お仕事や趣味のスポーツに支障がある程度なら行く。
どんな症状の時に行くか?より
どの程度なら行くか?に焦点があっています・・。
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なぜ考えたの?
鍼灸施術も受けたことがないからです。鍼灸施術を受けて感動した経験をもたずに
鍼灸師への道を進みました。
家族など身近な人でも鍼灸院に通っている人はいませんでした。
(なぜ鍼灸師になったのか?ここでは簡単に。
自分の手で何かをしてあげられる、というところがとても魅力的だったからです。)
鍼灸施術を受けたことのない方はまだまだ多い。
そのような方が、鍼灸を症状改善の手立ての候補の一つにする時って
どんな時かな、と鍼灸を知らない頃の自分に戻ってみました。
戻りすぎ。
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今では鍼灸施術を仕事とし勉強も続けていて、
当然のように鍼灸の有効性を知り、発信しなければ!と思っています。
が、気を付けないと
「既に知っている人が発信する」のは、(鍼灸にかかわらず)
受け取る側の気持ちを疎かにしていたり
言葉が足りない部分などが出てきてしまいます。
それが知りたいんじゃないんだよ!というすれ違いだったり
それは心に響かないなあ。。惹きつけられないなあ・・
という所があるんじゃないかと。
じっくり考え、見直し中です。
どんな時に鍼灸を受けるの?どんな症状で治療院へ行くの?2 へ続きます。