ねずみのまちの音楽隊

安城市鍼灸マッサージたかはし 鍼灸施術&子育て&ランニング について書いています

信じる信じない「気」のせかい

 

【気】について。

 

私はお灸講座の中で、東洋医学のお話(基本的なことのみですが)

も取り入れています。

気・血・水についても。

 

私のことをよく知っている方には、

私が【気】についてお話ししているとはひどい話だ!

と笑われることもあります。

 

私の性格からか、化学系を学んでいたからか

そういうの信じなさそうと思われているためです。

 

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 その言葉に引っかかるものはありますが、

「気」とか「信じる」 とかいう言葉から連想するものの話をすると、

 

 いわゆる見えないはずのものが見える世界、

そういうもの(いろんな分野があるとは思いますが詳しくないのでひっくるめます)

があるのかどうかどう思うか?

と聞かれたら

あるんだろう派です。

 

身近な人から実際の体験を聞いたり、

伝統的なユタさんの血筋にあたる方から聞いたりして

本当なんだ・・と思うようになった。

 

 でも本当なのかどうかにかかわらず、

迷惑や損害や法外な料金、日常生活を脅かすようなものでなければ

そういったものに癒しや救いを求めて得るのも

ありなんじゃないかと思う。

 

(それに本物のそういう方は、

その力を使って助けたりすることが使命だからと

本業+ボランティアのような感じでしている人もいると聞いたことで納得。)

 

ただ、私がそれに救いや癒しを求めない人というだけ。

ちょっと怖いのもある。

良い言葉だけを信じたい

 

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 鍼灸の施術で

気を大切にし、その気の変化に重きを置く治療法もあります。

 

 この方の痛みや不調を解決したい、

少しでも楽に、少しでも良くなった

と日常を送れるように手助けしたいと

気持ちを込め心を砕くのは

どんな施術法を選択していても同じですが。

 

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この内容で書こうと思ったきっかけの出来事。

 

鍼灸師の友人が、

鍼を私の体表の近くにあて(触れてはいない)

 

「何かを感じるか?」と質問し、続けて

 

「こういうのは信じない人はわからないかもね、」

(高橋さんは疑ってるからわからんかもね)

 と言われたこと。

 

 ちょっと意地になった部分もあり、

 その鍼を持っている手の温度、

その周りの空気の動きなどでわかる、という可能性を一切排除して

それでもわかる人がいるっていうのなら信じる

といってしまったのは言い過ぎか。

 

いわゆる気配のようなもの、といえば、これも気のうちにはいるのか?

 

そう考えるとこの場合の感じるはずの気はどういうものなのか?

 

私のイメージでは針先から【気】が出ていて、それを

感じるのかどうか?というものだと思っていて、

 

気配はわかるけど、その針先から出ている【気】はわからない。

という答え。

 

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子供はわかりやすいらしい。チクチクするって。

 

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鍼灸は医療だ。

信じる信じないにかかわらず、効果があるべきものだと思う

 

プラセボ効果は、鍼灸に限らずあると思うんだけれど、

プラセボ効果を念頭に置くべきじゃない。

疑っている人だから効きにくいかも・・というのは違うと思う。

 

 こういう気の動きを大切にした治療法も私は疑ってはいないし、

実際にそれができる先生も、

それによって治った良くなった人もたくさんいるという事実があるから

その治療法は継承されてきたということが現実にあるため

尊敬の気持ちをもっている。

 (というわけなので、この内容のきっかけのお友達鍼灸師

の施術法を批判しているのではないのでご勘弁を。。)

 

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 ただ、

見えない【気】の変化をつかめたのかどうか教わるのは難しい。

下手をすればわかった気になってるだけに陥るかもしれない。

 

手がとまるところがツボだと言われても

手がとまらない鍼灸師もいるのは確か。

なんども訓練し、経験することでいつか本当に得ることができるのか?

という怖さがある。

 

 私が理想とする治療法は 見えるもので納得できるもの。

 

肌に触れ、

硬さやへこみや温度差やそういう実際にわかるものを感じて

という考えの方が、私はしっくりくるしつかめる。

 

教えてもらうにも、分かりやすいし変化もわかる。

それでもすぐに習得!というわけではないのは・・当たり前か。

 

可動域だったり痛みだったり

症状が出る回数が減ったとか

施術前後の変化もはっきりとわかるものでありたい。

なんとなく良くなった気がする、ではなく。

 

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最初に戻ると、、、、、

 

【気】について説明すること。

なんとなくわかるんだけど、見えないしつかみどころがなく説明は難しい。

 

正直なところ専門学校にいるうちは疑いのような気持ちがあり

理解できずどうにも頭に入ってこないという状態だった。

 

それでも【東洋医学】について話を求められどう説明しようか悩んだとき、

 昔の気血水の理論を考え出した人が

どう考えて【気】という概念をうみだしたのか。

血と水は現実に目に見えるものだけど・・?

 

【気】という字が入る言葉がどんなイメージをもって使われるのか。

 

 それを考えたら例えを使って自分で納得できる説明が

できるようになった気がします。

 

 そういうの、信じるタイプなんです

という言葉がでないような話をしています。

 

 

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 ・・・・文章に気をつかいました。

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 ※ 自分にたいする【気】という面ではなく

治療法、人にたいしての、という内容で書いています。

武道や太極拳なんかはまた深そうで。。

 

 

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