身内で3例を。
1・ 65歳 女性
施術前に特に思い浮かぶ症状なし。
骨盤調整後(まわした)すぐに足が上げやすくなったなどの変化がそれほど無く、
<施術> 股関節、大腰筋への活法
腰部へ目的に足に鍼
のあと、足が上がりやすくなりました。
↓こういうやつ。
<まとめ>
その翌日は「何も変化がない」と、
術者にとってはとてもがっかりな感想を言ってくれましたが、
ここは身内ならでは。素直な感想なんだと受け止めました。
その後『おりもの』が出るようになった、と連絡あり。
(2年前にも急にでるようになり、その時の理由は腹筋運動を急にしたこと
だったので、今回もこの施術が原因だと思うとのこと。)
施術から10日後、『おりもの』終息にむかっている。
朝起きたときの重だるさが全くなく、朝から身体が軽いことに気づいた、
という感想。
特にこれ!!といった痛みのある症状がなかったため効果も??
という感じだったかもしれませんが、生活の中で『そういえば・・』
という症状が無くなりました。
2・66歳 男性
あぐらをかいたときに、右の膝が倒せない(垂直よりはちょっといく程度)ので、あぐらが辛い。
仰向けで、右ひざを立てて、股関節を外旋したときに痛い、内側が突っ張る。
(股関節外旋が辛い)
<施術> 股関節 恥骨筋 大腰筋活法
腰部へを目的にふくらはぎのツボへ鍼。
<まとめ> 活法のあと、仰向けでの外旋がラクになる。あぐらではもう一息。
(50度くらい?)
腰から関係があるのかと思い、探ってみたらL2~L3 に硬結・圧痛。
それを目的に鍼をしたところ、左右差がほぼないくらいになり、あぐらが
ラクにかけるようになった。
外旋がしにくく、あぐらが辛い事と、
太腿内側のツッパリをかなり気にしていた。
外旋はでき、あぐらもかけるようになったが、ツッパリは残っている。
次回はこのツッパリをとるのが目標。
3・40歳 女性
あぐらをかいたときに(右に比べて)左の膝が浮いてしまう。
あぐらをかいて、上半身を前に倒すストレッチがしにくい。
頸肩こり。
<施術> 骨盤 股関節、恥骨筋活法
肩甲骨上角、手三里、足関節に鍼。
<まとめ> 恥骨筋に対しての活法がとても大きな効果があった感じがした。
あぐらをかいたときに左右差が無くなったたことと、
仰向けでの股関節外旋内旋がスムーズになったため。
活法と鍼のあと、あぐらをかいて上半身を前に倒すストレッチを
したところ、いつもと違うスムーズな感覚に驚いていた。
身内なので
特に痛みで悩んでいる症状がない→特に治してもらおうと治療院へ行ったりはしない。
(実際、これくらいの症状では治療院へは来ないと思う。)
という人たちへの施術です。
でも、
そういえば・・・という症状はあったため、施術後に比較できたので幸運でした。
3番目の症例では、ストレッチを施術前に確かめていません。
毎晩ストレッチをしているため、その感覚と施術後をくらべての感想です。
施術をしているうちに、そういえばこんなのが辛いんだよね、
と思いだしたようです。
そのために、確認は活法→鍼 すべてした後になりました。
最初にわかっていれば、鍼の前後で変わったのかどうかわかったのに!!
と思いましたが
治療院へ来て下さる方も、そういえば・・という症状がある方が多いので、
同じ状況によく出くわします。
これは私のコミュニケーション、問診などにも原因があるかもしれません。
また、ここでは活法について簡単に記述していますが、
私が色々したいのもあって、色々しています。
いかに無駄なく、負担少なく、変化は確実に。。に辿りつけるか。
課題は多いです。
痛くない施術でこんな変化があるのはいいね、
という嬉しい感想を言ってくれました。
これくらいの気になる・・という程度の症状でも、
ほおっておけば長引いたりひどくなることも考えられます。
気になる症状があればお気軽にご相談ください。